『湯~トピアみどモスパ』の2025年8月上旬の現地状況。
徐々に建物の姿が見えてきています。


老朽化が進む温泉施設「かたくりの湯」の移転計画として進められている、みどり市の『新温泉施設整備事業』。
新施設の名称は『湯~トピアみどモスパ』に決定し、すでに現地では工事がスタートしています。
「みどり市温泉施設整備基本計画」の過去記事はこちら↓
現地の工事の様子(2025年4月時点)
撮影時点では整地と基礎工事が進んでおり、敷地の広さや立地環境からも今後の完成に期待が高まります。
施設の裏手には鹿田山フットパスの景観が広がり、自然との調和が感じられました。
工期は2026年3月15日までとなっていますので、「かたくりの湯」の閉店に合わせオープンすることが予想されます。



公募で決定した施設名『湯~トピアみどモスパ』
施設名は市内外355人から寄せられた270案の中から選定されたもので、市のマスコット「みどモス」と「スパ」を掛け合わせた語呂の良さがポイントとなりました。
▼『湯~トピアみどモスパ』の完成イメージ

※出典:[桐生タイムス]
『湯~トピアみどモスパ』の特徴と基本方針
- 多様な浴槽(炭酸泉、露天風呂、イベント風呂など)を完備
- 家族風呂や車いす対応のバリアフリー設計
- 大広間、個室、リラクゼーションルームも整備
- 地域イベントに使える多目的広場を併設
- 薪ボイラーの導入や木造建築を活かし、地元産材を積極活用
- 災害時にも利用可能な防災機能を確保
平面図計画

※出典:[みどり市]
▼内装は市産材を使用した温かみのある雰囲気を計画

※出典:[みどり市]
現在の「かたくりの湯」は2026年3月まで営業継続
移転対象となる旧施設「かたくりの湯」は、源泉供給が2025年5月で停止される予定ですが、その後も沸かし湯にて営業を続け、2026年3月をもって閉館となります。


まとめ:みどり市の新たな憩いの場として注目
地域資源を活かし、誰もが利用しやすい設計を目指す『湯~トピアみどモスパ』。
完成すれば、地域住民はもちろん、観光客にとっても魅力的な温浴スポットとなることでしょう。
住所:群馬県みどり市笠懸町鹿2559番ほか
建築⾯積:2,114.24 ㎡(敷地内の建築物の合計)
法定延床⾯積:2,055.43 ㎡(敷地内の建築物の合計)
駐⾞場:計129台(うち、⼀般100台・福祉6台・職員23台)
※掲載の記事は、2025年4月時点の情報となります。

































