地下の神秘に出会う旅『不二洞』へ(群馬・上野村)
群馬県多野郡上野村にある『不二洞(ふじどう)』は、関東でも有数の規模を誇る鍾乳洞。
全長2.2km、そのうち一般公開されているのは約600mですが、内部には高さ50mにもなる巨大なドームや、年月をかけて育まれた自然の造形美が随所に見られ、まるで異世界に迷い込んだような感覚になります。
今回は、実際に現地を訪れてきましたので、リアルな体験をレポートします。
▼今回車を停めたのは、「まほーばの森」側。
『不二洞』へ誘うちょっとしたトンネル。


▼トンネルを抜けた先には「上野スカイブリッジ」。

▼「上野スカイブリッジ」を渡り終えると目的の『不二洞』の受付があります。
受付でチケットを購入し、『不二洞』へ向かいます。


坂道を越えてたどり着く入口
受付を済ませたあと、不二洞の入口までは少し距離があります。
舗装された道ですが、想像以上に坂道が続くため、軽いハイキングのような気分に。
険しい登山道というほどではありませんが、それなりに体力を使うので、動きやすい服装や靴で行くのがおすすめです。
▼写真では分かりづらいですが、結構な傾斜なんです。

到着すると、緑に囲まれた崖の中腹にぽっかりと口を開けた不二洞の入口が。これから始まる冒険に胸が高鳴ります。

洞内は明るく整備されていて安心
▼入口を入るとトンネルのように長く続く道。
これも分かりづらいのですが、結構な坂道です。
伺ったのは夏場でしたが、この中はとても寒い(涼しい)です。
洞内の年間気温は約10度ということで、夏は涼しく、冬は暖かいようです。


鍾乳洞といえば「真っ暗で足場が悪い」というイメージを持つ人も多いかもしれませんが、不二洞の内部は比較的明るく、足元もよく整備されています。
※写真は明るさを調整しています。体感はもっと暗めです。


階段や通路には手すりがあり、ライトアップのおかげで鍾乳石のひとつひとつがしっかり見えるのも嬉しいポイント。


運動と感動を同時に楽しめる
洞窟内は登ったり降りたりと、緩やかなアップダウンが続きます。
歩きやすいとはいえ、全体で30〜40分ほどの行程はちょっとした運動にもなり、終わった後は良い疲労感。
静けさの中に響く水滴の音や、涼やかな空気も相まって、気持ちがスッと整っていくような時間でした。
▼不二洞の出口

▼出口を出てからもまた結構歩きます。今度は緩やかな下り坂。

まとめ
不二洞は、気軽に行ける距離感ながらも「本格的な鍾乳洞体験」ができる貴重なスポット。
坂道や洞内の移動はそれなりに体力を使うので、小さなお子さんやご高齢の方は無理のないペースで楽しむのがおすすめです。
自然が生み出した壮大な造形美に、ぜひ一度ふれてみてください。
周辺スポットとあわせて楽しむのも◎
不二洞の近くには、吊り橋で有名な「上野スカイブリッジ」や、大自然の中でアスレチックが楽しめる「フォレストアドベンチャー上野村」、地元の味が楽しめる「道の駅うえの」などもあります。
あわせて訪れれば、一日たっぷり自然を満喫できますよ。
▼上野村のおでかけコースをまとめたモデルコースは以下↓
施設情報
- 名称:不二洞
- 住所:群馬県多野郡上野村川和665
- 料金:大人800円、小中学生500円
- 駐車場:あり(無料)
『不二洞』周辺施設
フォレストアドベンチャー上野
森の中を駆け抜けるアスレチック。大人も子どもも本気で遊べるアクティビティです。
上野スカイブリッジ
全長225メートル、高さ90メートル。大自然を感じる吊り橋
道の駅上野
地元食材の直売や、名物イノブタ料理が楽しめる休憩スポット。
※掲載の記事は、2025年7月時点の情報となります。
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