ツルヤ明和店のオープンを経て、群馬県内の展開と今後の行方をまとめてみた
群馬県内6店舗目となる『ツルヤ 明和店』がオープンして1週間。
今回は、現地の様子や県内展開の状況から、「オープン当日の印象」「群馬県内での広がり」「今後の県外展開はあるのか」の3点を簡潔にまとめました。(詳しい雰囲気は掲載する動画をご覧ください)
今回は【旅ちゃんねる】さんの動画をご紹介!
群馬県内に進出するツルヤが今後どうなるのかをツルヤ明和店など振り返りながら解説します
① オープン当日の印象
当初は朝8時30分オープン予定でしたが、実際には7時30分頃に前倒しオープンとなりました。県内5店舗のオープンを見てきましたが、1時間の前倒しは初めてです。
現在も駐車場は混雑が続き、臨時駐車場が3か所用意されるほど。一方で店内は天井が高く、混雑のわりにゆったりとした印象があります。
立地は国道354号・122号付近で交通量が多いエリア。コストコ明和倉庫店の近くということもあり、「スーパー単体でも商業施設並みの集客力」を感じました。
② 群馬県内でのツルヤ展開の現状
明和店オープン時点での店舗数は以下の通りです。
- 長野県:37店舗
- 群馬県:6店舗(前橋市2、みどり市、吉岡町、甘楽町、明和町)
近年は人口1万人前後の自治体への出店が続いており、明和町・神流町ともに小規模エリアながら、埼玉県や栃木県からのアクセスが良い立地です。広域集客を意識した展開と見ることができそうです。
実際に、駐車場では熊谷や横浜など県外ナンバーも多数見られました。
出店ペースは2020〜2025年の5年間で6店舗(年1店舗ペース)と、地道に基盤を築いている印象があります。
③ 今後の県外展開はあるのか?(個人的な見立て)
結論としては、「すぐに県外へ大きく広げる可能性は高くない」と感じています。
- 出店ペースが年1店舗と慎重
- 関東外にも積極展開するロピアなどに比べ県外ノウハウが少ない
- 埼玉県との最低賃金差(約+80円)が大きく出店コストに影響
- 群馬県内の店舗数がまだ二桁に届いていない
このことから、まずは群馬県内での基盤強化を優先し、その先に埼玉方面への可能性がある…という段階だと考えています。
まとめ
明和店オープンから1週間ですが、ツルヤの存在感と集客力の高さを改めて感じました。
- 初の「1時間前倒しオープン」
- 続く駐車場の混雑
- 小規模自治体への展開
- 県境を越えた集客
- 県内での着実な基盤づくり
今後も県内や県境エリアでの動きに注目していきたいと思います。
※本記事の内容は2025年12月時点の情報に基づいています。

































