群馬県高崎市で進む最新マンション事情(2025年)
群馬県最大の都市・高崎市では、近年マンション建設の動きが加速しています。
首都圏への新幹線通勤が可能な交通利便性や、駅周辺の再開発が進むことで、居住エリアとしての注目度が一段と高まっています。
今回は、高崎駅東西エリアで進む最新のマンション計画・再開発動向を7件まとめて紹介します。
(※情報は2025年8月時点の内容です)
今回は【旅ちゃんねる】さんの動画をご紹介!
【特集】群馬・高崎市で進むマンション建設ラッシュの最新事情は?駅周辺だけでなく中心市街地にも…【2025年最新版】
高崎駅東口エリアのマンション動向
① ハイムスイート高崎ザ・レジデンス
積水化学工業・西日本鉄道不動産による共同開発。
地上19階建て、高さ59.43m、総戸数271戸の大規模マンションです。
敷地面積4,128㎡、延床面積20,263㎡と、かつての「ブリリアタワー高崎」を上回る規模となります。
竣工は2027年2月予定で、第1期販売は即日完売という人気ぶり。駅前では大型クレーンが稼働しており、建設工事も本格化しています。
② 高崎市栄町での共同住宅計画
大和ハウス工業・トヨタホームなどが参画。
地上20階建て、高さ約60m、延床面積1万㎡のマンション計画が掲示されています。
着工予定は2025年3月頃でしたが、現地ではまだ工事の様子は確認されていません。
③ 高崎駅東口・栄町地区第一種市街地再開発事業
高崎市が進める大規模再開発プロジェクト。
敷地面積約1.6ha、延床面積約7万5000㎡、高さ約99mの複合ビルが建設予定です。
令和7年度の市予算では約8億円超を計上。
1〜7階は公共・商業施設(会議室、展示スペース、子ども図書館、公民館など)、8〜27階は約290戸のマンションとなる予定です。
④ JR東日本・高崎駅東口賃貸マンション
JR東日本による自社開発物件。
地上13階建て、高さ43m、総戸数108戸。1階に駐車場・店舗、2階以上が賃貸住宅となります。
高崎駅舎のすぐ隣という好立地で、2026年春の入居開始を予定しています。
高崎駅西口エリアのマンション動向
⑤ 宮元町第2地区 優良建築物等整備事業
旧スズラン百貨店高崎店跡地で進む再開発。
解体工事は2025年7月に始まり、2026年4月まで続く予定です。
新スズラン百貨店の隣接地には、地上19階・地下1階、高さ約60m、延床約4万2300㎡の住宅棟が計画されています。
⑥ 連雀町地区 優良建築物等整備事業
地上20階、高さ約59.85mの共同住宅・福祉施設を含む複合開発。
住友不動産が関与しており、着工は2024年1月末とされていましたが、現時点で工事は確認されていません。
高崎市は令和7年度予算で約2億7500万円を計上しています。
⑦ (仮称)高崎市田町マンションプロジェクト
関電不動産開発によるプロジェクト。
地上15階建て、高さ約46m、延床面積約7459㎡。
高崎中心市街地での新たな中層マンションとして注目を集めています。
高崎駅周辺に広がる“都市再生”の波
東口・西口の両側で再開発が進み、マンションや複合施設が次々と計画されています。
一方で、建設費の高騰や人手不足により、工事の遅れが見られる案件もあり、今後の動向が注目されます。
住宅だけでなく、商業・福祉・教育など生活機能が中心市街地に集約される「コンパクトシティ化」が進みつつある高崎。
人口減少社会の中で、どのように「住みやすい都市」として成長していくのか――。
今後も高崎駅周辺の変化から目が離せません。
※本記事の内容は2025年8月時点の情報に基づいています。

































