群馬県伊勢崎市の春の風物詩『粕川の鯉のぼり』は、毎年4月上旬から5月中旬にかけて開催され、約650匹の鯉のぼりが粕川の上空を泳ぎます。堀下町の「赤堀せせらぎ公園」周辺と、鹿島町の「鹿島親水広場」周辺の2つの会場で行われ、実際の光景に圧巻でした。
粕川の鯉のぼりの概要と歴史
『粕川の鯉のぼり』は、1991年に「堀下鯉のぼりを揚げる会」が始めたイベントで、当初は赤堀南小学校の新入生を鯉のぼりで歓迎したいという思いからスタートしたとのこと。
最初は60匹だった鯉のぼりも、地域住民の協力により、現在では約500匹に増えたらしいのですごい規模が大きくなりましたね。
また、鹿島町の「鹿島鯉のぼりの会」も同様に活動しており、こちらでは約150匹の鯉のぼりが掲揚されます。
両会場を合わせると、約650匹の鯉のぼりが空を舞う壮観な光景が広がります。
実際に訪れて感じた魅力
私が訪れたのは4月中旬の晴れた日。
赤堀せせらぎ公園から赤堀南小学校にかけて、約1.2kmの区間にわたり、色とりどりの鯉のぼりが風に揺れていました。
（風も強い日だったので、より一層見応えがあったのかも）
特に印象的だったのは、地元の保育園や高齢者施設の方々が手作りした鯉のぼり。一つ一つに個性があり、見ていて心が温まりました。
家族連れやカップルの方々も同様に散策しており、皆鯉のぼりを楽しんでいましたね。
『粕川の鯉のぼり』の開催期間
それぞれGW明け頃まで開催しています。
気になる方はぜひチェックしてみて下さい。
・堀下鯉のぼり
4月6日（日）~5月10日（土）
会場：センヨシ せせらぎパーク（赤堀せせらぎ公園）南粕川沿い
・鹿島鯉のぼり
4月20日（日）~5月6日（火・振）
会場：鹿島親水広場粕川沿い
「粕川の鯉のぼり」は、地域の人々の温かい思いと協力によって続けられている素晴らしいイベントですね！
住所：群馬県伊勢崎市堀下町１８６-１
※掲載の記事は、2025年4月時点の情報となります。
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