【閉店】高崎の老舗『きのえね』が100年の歴史に幕
高崎駅西口からほど近く、旭町に店を構える『蕎麦と高崎うどん きのえね』が、2025年6月26日(木)をもって閉店することが分かりました。
大正13年(1924年)の創業から、ちょうど100年という節目の年。
地域に親しまれてきた名店が閉店してしまいます。
最終営業日には、感謝の気持ちを込めて「もりそば」が100円で提供されるとのこと。
▼『蕎麦と高崎うどん きのえね』公式HPの閉店のお知らせ

※出典:[蕎麦と高崎うどん きのえね]
創業は大正時代 100年受け継がれた味と暖簾
『きのえね』はもともと「阿ら玉(あらたま)」という屋号で嘉多町に開業し、その後「甲子(きのえね)」と改名して連雀町に移転。屋号に込められた“甲子(きのえね)”は、十干十二支の最初にあたることから、「物事の始まり」を意味する縁起のよい言葉でもあります。
戦後の復興期には、2代目の島方定吉さんが競馬場内への出店やソフトクリームの販売など、時代に先駆けた挑戦を重ねました。
その後も店は代々受け継がれ、現在は4代目の岡田恵子さんを中心に、妹の弘恵さん、母・とし江さんの“三姉妹体制”で暖簾を守ってきました。
▼『蕎麦と高崎うどん きのえね』


高崎うどんと石臼挽きそば 地元に根ざした味
『きのえね』の代名詞ともいえる「高崎うどん」は、地元産小麦「きぬの波」100%使用。
香り高い手打ちそばも人気を集め、ランチタイムは近隣のビジネスマンや年配の常連さんで賑わっています。
地域に密着した素材選びや手間を惜しまない調理姿勢が、多くのファンを惹きつけてきた理由のひとつでもありますね。
100年という歴史を、そして地域の食文化を支えてきた『蕎麦と高崎うどん きのえね』。
閉店を残念だと思う方が大変多いお店だと思いますが、最後にもう一度足を運びたいですね。
店舗情報
- 店名:蕎麦と高崎うどん きのえね
- 住所:群馬県高崎市旭町37
※掲載の記事は、2025年6月時点の情報となります。
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