「最後の地方空港」から学ぶ、埼玉、群馬県境の空港整備は実現可能か？課題や問題はたくさん。

2024年一発目、元日に埼玉新聞が報じた『埼玉、群馬県境に空港』をつくる構想がある。という話。
近辺のエリアに住む私たちにとっては大変夢のある話であり、新年早々元気になるニュースでしたが、「なかなか大変だろうな…」というのが正直なところ。
今回は、「埼玉、群馬の県境に空港整備」に見ていきたいと思います。

▼以前の記事はこちら↓

【1/4追記】埼玉・群馬の県境に空港が出来る！？「上武連携構想」で見える埼玉と群馬の今後に期待 元旦の今日（2024年1月1日）、埼玉新聞を飾った素敵なトピック！ 『埼玉、群馬県境に空港』という見出し。 ...

空港整備を構想している「上武連携構想」

▼元日の埼玉新聞の一面記事 『埼玉、群馬県境に空港』

今回の記事では、埼玉県と群馬県の”県境”という事から、埼玉県と群馬県の両県が関わっている事が分かります。
今回の空港整備を構想している「上武連携構想」というものがあり、近隣の10市町がこれに参加しています。
参加している10市町は以下となります。

「上武連携構想」のポイント

・本庄市の吉田信解市長と前橋市の山本龍市長が幹事を務めている。
・経済圏としての発展を目指すとともに、交通網整備や防災・減災、医療、物流などについて意見交換している。

今回調べてみて結構意外だったのが、日本国内には全部で97の空港があるようです。
正直、日本という小さな国土で考えると多過ぎない？と思ってしまいましたが、どうなんでしょう…。
ざっくり言うと、大体1県に対して2空港ある計算になるのでそう考えるとなかなかの数かなという気がします。

空港がない埼玉県と群馬県

ただ実際に1県に対して2空港あるわけではなく、空港がない県も割とあってですね、
「埼玉・群馬・栃木・神奈川・山梨・岐阜・三重・滋賀・京都・奈良の10県府」には空港がありません。

上記10県府を見てわかる通り、比較的都市に近い場所に空港が整備されないという事が分かります。
いや、分かる。
分かるけど、群馬から最寄りの「羽田空港」まで結構あるよね、と。
「埼玉群馬県境」→「羽田空港」まで行く時間と、「羽田空港」→「北海道」ないしは「九州」までの時間が同じくらいかかるよね、と。
（新幹線とか使わなければ…）
まあ、そんな事を実際に住んでいる民としては思ってしまうので期待してしまうのですよね( ・∇・)

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