熊谷市石原三丁目に建設中の「熊谷市子育て支援・保健拠点施設」の正式名称が「くまキッズ」に決定し、施設の詳細が新たに公開されました。
『熊谷市子育て支援・保健拠点施設』に関する過去記事はこちら↓

「くまキッズ」— 熊谷市の新たな子育て・保健支援の拠点
2026年4月に開園予定の「くまキッズ」は、子育て支援と保健機能を融合した複合施設として、熊谷市石原三丁目に誕生します。
地域の子どもたちとその家族が安心して過ごせる環境を提供し、健やかな成長を支援することを目的とした施設です。
愛称「くまキッズ」の由来と応募状況
2025年1月6日から2月2日までの間、施設の愛称募集が行われ、8,123件の応募が寄せられました。
そのうち7,984件は小・中学生からの応募であり、地域の子どもたちの関心の高さが伺えます。
「くまキッズ」という愛称には、「熊谷(くまがや)のこどもたち(キッズ)が楽しく健やかに過ごす場所になってほしい、すくすく成長する場所になるように」という願いが込められています。
施設の概要と特徴
「くまキッズ」は、以下の4つの主要施設で構成されています。
1. こどもセンターおよび新石原児童クラブ
未就学児から高校生までを対象とした遊びと学びの場を提供します。
屋内遊戯施設など、多彩な施設が整備され、子どもたちの多様なニーズに対応するとのこと。
また、地域子育て支援拠点として、子育てに関する相談や支援も行います。
▼こどもセンターおよび新石原児童クラブ イメージ



2. 中央保育所
定員150人程度の公立保育所で、乳幼児の保育を行います。保育室や遊戯室、調理室などが整備され、安心・安全な保育環境を提供します。
▼中央保育所 イメージ

3. 保健センター
乳幼児の発育・発達に関する相談や、成人を含む幅広い年齢層への保健指導を行います。相談室や体位測定室、大会議室などが設けられ、地域の健康づくりを支援します。
4. 休日・夜間急患診療所
休日や夜間の初期診療を行う施設で、地域の医療体制を補完します。待合室や診療室、処置室などが整備され、急な体調不良にも対応可能です。
▼休日・夜間急患診療所 イメージ

外観デザインのコンセプト
施設の外観は、中山道の宿場町として栄えた熊谷の原風景をイメージして設計されています。
地域の歴史と文化を感じさせるデザインで、親しみやすさと温かみを演出しているようです。
▼「くまキッズ」 外観イメージ


※出典:[熊谷市]
まとめ
「くまキッズ」は、子育て支援と保健機能を一体化した新しい形の地域拠点として、熊谷市民の生活を支える重要な施設となることが期待されています。
今後の進捗や詳細情報については、熊谷市の公式ウェブサイトをご確認ください。
住所:埼玉県熊谷市石原三丁目27番地
※掲載の記事は、2025年5月時点の情報となります。
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