老朽化が進む『伊勢崎市図書館』。新拠点構想が進行中
中心市街地に図書館?いま検討されていること
伊勢崎市では、中心市街地の活性化を目的に「にぎわい創出拠点」の整備を検討しているとのこと。
その中核施設の候補として浮上しているのが、現在の『伊勢崎市図書館』を駅周辺に移転する案です。
ただし、これはまだ「基本構想(素案)」の段階。
市が最終的な移転を決定したわけではなく、今後の検討委員会や市民の意見を踏まえた上で、移転の是非を含めた方向性が正式に決まる予定です。
▼移転が計画される『伊勢崎市図書館』

※出典:[google]
なぜ移転の話が出てきたのか
現在の『伊勢崎市図書館』は1976年開館。
築50年近くが経過し、建物の老朽化や本の収容スペース不足といった課題が指摘されています。
- 開架率は40%前後と低く、蔵書の多くが書庫に眠ったまま
- 授乳室やフリースペース、学習環境の不足
- 「本をもっと手に取りやすくしてほしい」という利用者の声
こうした中、駅周辺のまちづくりが進む中で「図書館を人の集まる場所に持ってきてはどうか」という構想が持ち上がったという流れのようです。
新たな図書館のイメージ
図書館移転に関してはまだまだ検討段階ではありますが、もし駅周辺に新図書館が整備される場合、以下のような機能が検討されています。
- 📚 本を手に取りやすく:開架スペースを拡大し、児童室や視聴覚コーナーも充実
- 👩🏫 学びと交流の場に:100席規模の学習室や企画展示スペースを用意
- 📡 地域情報の発信拠点:デジタル案内や地域イベントとの連携も視野に
- 🚶♀️ 駅前のにぎわいづくり:周辺商店街や保健センターとの相乗効果に期待
基本理念

基本方針

※出典:[伊勢崎市]
今後のスケジュールと注意点
- 2025年度(令和7年度):市の検討委員会で移転を含む構想の是非や内容をさらに精査
- 2026年度以降:仮に正式決定された場合、設計・建設の準備へ
- 2027年度以降:完成・開館(あくまで構想上の見込み)
この計画は「市が提示した基本構想案」であり、今後の議論次第で内容が大きく変わる可能性もあります。
まとめ
伊勢崎市では、中心市街地のにぎわいを取り戻すための拠点づくりが進められています。
その候補として、現在の図書館を「いせさき明治館」付近に移す構想が出ています。
今後の検討状況によって、図書館の移転が正式に決まるかどうかが見えてくるかと思われます。
施設概要
- 名称:伊勢崎市図書館
- 所在地:群馬県伊勢崎市曲輪町22−21
- 公式サイト:https://www.library.isesaki.gunma.jp/
※掲載の記事は、2025年6月時点の情報となります。
「なおちょ」さん情報提供ありがとうございました。
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