個人の独断と偏見で、グルメ特集するこの企画。
情報溢れる昨今で、本当に美味しいものを追い求めていく企画です。
「アクセスの良さ」や「洒落たインテリア」、「店内の居心地」なんて関係ねえ!とにかく味が美味いかそうでないかだけだ!
『正直グルメ』は、お店やブランドなどに忖度せずにグルメレビューを行う特集となりますため、気に入っている店舗などがあった場合は気分を害される場合がございます。ご容赦の程よろしくお願い申し上げます。
あくまで個人の感想となりますため、感じ方は人それぞれで異なります。
本記事で取り上げ、実際に興味が湧いた方は是非一度食されてみる事をお勧め致します。
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「真っ赤なトマト」しか見えていない…
スマーク伊勢崎の3階フードコートにある「パスタとご飯の石焼専門店Pasgo」は、其の名の通り「石焼鍋」で料理を提供する。
おそらく「石焼ビビンパ」の方がメインであると思うが、今回はパスタにしてみよう。
ちなみにさいくらでも記事があったようなので、掲載しておく。
※やっぱりビビンパ食べてるな…。
パスタは好きだ。非常に好きだ。しかもトマトベースのパスタが好きだ、クリームより塩ベースより、にんにくベースよりもとにかく”トマスベース”が好きだ。
今回注文させて頂いたのは、『真っ赤な完熟トマトのチキンクリームパスタ』
490円(税抜)だ。
ちなみにパスタの量は150円(税抜)で大盛りに出来る。迷わず大盛りにした。
私には『真っ赤な完熟トマト』にしか目がいかなかった。
もちろん真っ赤なパスタが出てくると思ったのだが、出てきたのはこれだ。
▲『真っ赤な完熟トマトのチキンクリームパスタ(大盛り)』
「白い…」
思わず口から溢れた程である。
いや、お店は何も嘘を付いていない。なんせ『チキンクリームパスタ』としっかり名前に付いているのだから。
まあいい。実食である。
もう一度見て欲しいのだが、これぞ石焼の本髄!たいへん”ぐつぐつ”である。
この石焼のおかげで、実際最後まで熱々で食べられる!冬にはもってこいだ。
しかし、だからこその欠点もあるが、最後に書くとしよう。
そうそう。忘れてはならない。タバスコも。
ちなみに石焼でそのまま提供されるから、ちゃんと「取り皿」もつけてくれる。これは嬉しい心遣いだ。
(まあ、私は使わなかったのだが。なんせ熱々の飯が好きだから)
んーしかし、このクリーム悔しい!
私は「真っ赤なパスタ」を想像していたのに!と思いながら、上に乗っかっているトマトをクリームソースに絡めてみる。
思いの外、赤くならないのである。
これは「真っ赤なトマト」ではなく『クリームパスタ』だと思った方がよさそうだ。
まず汁は多めのスープスパスタイル。これも寒い冬にはもってこいだ。
スープをいただく。
結構さっぱりめな印象だが、しっかりチーズの風味も伝わってくる。
だがしかし、私には少し物足りない気がする。
ただスープに関しては、最後まで食べてみて分かったが、このくらいがちょうどいいのかもしれない。
スープスパゲッティだということを考えると、コテコテの味付けよりはスープまで飲める事を前提に置いているのだろう。
薄味である事を除けば、チーズの風味、塩系のクリームソース、悪くはない。(トマトは主張少なめです)
ちなみにチキンはこんな感じ。
チキンというには、弱い感じだが、それでも良心的な量は入っている。
サラダチキンの感覚で食べよう!
さて、問題はスパゲッティ。麺である。
ここはおそらく「ご飯」がメインである。ということも念頭に置いておく必要はある。
一口目から麺は、”まあそれなり”だ。スーパーで買って、家で茹でる麺と大差ない。やっぱり生パスタの風味ではない。
さらに、石焼ならではのデメリットもある。
石焼のおかげで、本当に最後の最後まで熱々で食べる事ができた!
これはとてもいい事だ!
だがしかーし!
麺はどんどん柔らかくなっていくではないか!
急げ!急げ!麺が柔らかくなってしまうぞ!急げ!急げ!
と、とにかく急かされている気分だった。
最後に食べた麺はもうほとんどぶにょぶにょである。
「やっぱ麺はアルデンテだよね」というつまらない人間である私からすると、由々しき事態である。
何はともあれ完食させて頂いた。
大盛りにもしたし、スープも飲んだので、それなりに満腹になった。
満足度もそれなりに高い。
もう一度食べるか?と言われたら、食べるかもしれない。
夏はビビンパ。冬はパスタ。この使い方だ。これが間違いない。
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