2020年4月から6月まで第一期の実証実験が行われていた『ググっとぐんMaaS』の第二期が2020年12月21日からスタートしました。
期間は2020年12月21日〜2021年3月31日までとなります。
この『ググっとぐんMaaS』ですが…
MaaSは「モビリティ・アズ・ア・サービス」の略で、これを形式的に説明すると「情報通信技術を活用し、バスや電車、タクシー、飛行機など、自家用車以外のすべての交通手段による移動を、ひとつのサービスで完結させることを指す」となります。
例えば、旅行する際に使用するインフラ、電車や飛行機、バスなどを使用するかと思いますが、
1、行きの電車で使う切符を発車駅で買う。
2、旅行先で使うバスチケットを、バスで買う。
3、旅行先で使うタクシー代金を、タクシーで払う。
4、帰りの飛行機のチケットを、空港で払う。
など、一回の旅行だけでも結構な数の移動手段を使用していて、更に、その度に別々のサービスに対して別々に支払いを行っています。
これを一つの「アプリやサービス」で、検索とか決済が出来たら楽チンですよね?
一応これを目指しているのがMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)です。
現在実証実験の段階なので、まだ完全なサービスとしては成り立っていませんが、これがうまくいけば、きっとサービス利用の際にいろいろと手間が減る事が考えらえています。
※出典:[トラベルwatch]
しかも結構力を入れていて、群馬県観光物産国際協会、東武鉄道、関越交通、群馬バス、上信電鉄、秩父鉄道、国土交通省関東運輸局群馬運輸支局、群馬県、高崎市、草津観光公社、ギフティ、ぐるなび、ヴァル研究所、JR東日本レンタリース、ジェイアールバス関東、ジェイアール東日本企画、JR東日本メカトロニクスが参加しています!
もうこれだけの企業が参加してたら、群馬県内の旅行は結構カバーできそうな予感です。
ちなみに今回の第二弾では、「前橋版MaaS」が追加されました。
これ実は結構すごいのです。
第一弾で実施されていたのは「観光型MaaS」で、先に説明したように旅行した時などの移動に使えるサービスでした。
この「前橋版MaaS」は、「生活型MaaS」といって、群馬の旅を便利に楽しめる従来型のサービスに加え、前橋市民の生活に適応したサービスも提供するとのこと。
「前橋版MaaS」では、群馬市内バスのデジタルフリーパスの発売や、前橋市内のデマンド交通の予約・決済が可能ともなるようです。
つまり前橋市民は今後、一つのサービスだけで何でもできちゃうかもしれない”可能性”があるって事です。(大分盛っていますが)
前橋市は、以前からこういった取り組みに非常に前向きですよね!是非応援したい取り組みです!
期間:2020年12月21日〜2021年3月31日
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