少子化が進み、日本の人口が減っているなか、埼玉県は転入超過数が全国で3位となりました。
転入者数から転出者数を引いた数で転入超過数がマイナスは転出超過を示す
つまり簡単に言うと、埼玉県から他県に出ていく人が少なくて、他県から埼玉県に引っ越してくる人が多いということ
転入超過数が多いということは、それだけ街に魅力があり、「今も住んでいるし、これからも住んでいきたい」と考える人と、「今は違う県に住んでいるけど、埼玉県に住みたい」と思っていた人が引っ越してきたりすると転入超過数が増えていきます。
▲こちらが実際の数値
※出典:[総務省]
ちなみに転入超過数の1位は東京都で2位は神奈川県。
んーこれはなんか納得の結果ですね。
▲こちらはどこの都道府県から埼玉県に転入してきたかの表です。
上3つが多い順。下2つが少ない順です。
※出典:[総務省]
実はここから面白い結果が見えてきます。
埼玉県の場合、全国で一番転入超過率の高い東京都に対して、大幅な転入超過状態になっています。
つまりどういうことかというと、埼玉県から東京都に移動する人よりも、東京都から埼玉県に移動する人の方が、2019年の1年間では6428人も多かったとういことです。
東京都に対して、転入超過数が高くなるのは実は埼玉だけだったりします。
ちなみに、次に多いのが栃木県、茨城県、群馬県と続きます。
こちらはなんだか馴染み深く、都心の一歩手前で暮らすということで、なんだかこちらも納得。
逆に転出超過となっているのは、神奈川県と沖縄県。
つまり埼玉県民が神奈川と沖縄に多く流れていってしまったということ。
海なし県の特徴か…。
まあおそらくですが、近年大宮や浦和が全国でも非常に力を持ってきていますので、その辺りに多く流れているのではないかと。
さいほくらしエリアは埼玉北部になるので、ちょっと関係ない話かなーなんて…w