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深谷市の『深谷シネマ』が映写機更新への支援を呼びかけています

埼玉県深谷市深谷町の映画館『深谷シネマ』が、映写機の老朽化に伴う設備更新に向け、支援への協力を呼びかけています。

深谷シネマの公式Xでは現在、「映写機更新のためのご支援をお願いいたします」と案内。

2026年9月3日に投稿された9月以降の上映作品案内にも、「映写機購入へのご支援を何卒お願いいたします」と記載されており、映写設備の更新に向けて支援を募っていることが分かります。

以前から課題となっていたデジタル映写設備の老朽化

今回の映写機更新について調べてみると、深谷シネマでは以前からデジタル映写設備の老朽化が課題となっていました。

2024年に公開された深谷シネマへの取材記事では、「DCP(デジタル・シネマ・パッケージ)の老朽化問題」が今後の課題として紹介され、深谷シネマの設備についても買い替えが必要な時期に近づいていることが伝えられていました。

さらに、2026年7月に公開されたLOCAL LETTERのインタビューでは、深谷シネマを立ち上げた竹石研二さんが、全国のミニシアターが抱えるデジタル映写設備の問題について説明。

DCPによる上映に必要な設備は、入れ替えに「1,000万円近く」かかることもあり、小規模な映画館にとって大きな負担になっていることが語られています。

深谷シネマでは2013年からデジタル上映

深谷シネマがデジタル上映を始めたのは2013年。

2013年8月30日にデジタルプロジェクターを導入し、デジタル作品の上映を開始したとのこと。

このプロジェクターは、商店街が「コミュニティ再生補助事業」として購入し、深谷シネマが借りる形で導入されたと紹介されています。

一方、フィルム作品も引き続き上映できるよう、従来のフィルム映写機も残されました。

現在の七ツ梅酒造跡の公式案内でも、深谷シネマの設備としてDCPプロジェクターのほか、35mm・16mm映写機が案内されています。

デジタル上映の開始からすでに10年以上が経過しており、近年の取材でも設備の老朽化が課題として挙げられてきました。

市民の支援とともに続いてきた「街の映画館」

深谷シネマは、もともと地域の人たちの支援とともに生まれた映画館でもあります。

1999年に「県北にミニシアターを!市民の会」が立ち上がり、深谷駅前などで署名活動を実施。

その後、2000年にNPO法人「市民シアター・エフ」が設立され、2002年には旧さくら銀行の建物を改装した常設映画館として『深谷シネマ』がオープンしました。

設備費用約250万円に対し、市民や地元企業から約300万円の寄付が集まったとされています。

その後、区画整理事業による移転を経て、2010年に現在の「七ツ梅酒造跡」へ移転。

現在もNPO法人市民シアター・エフが運営し、酒蔵を活用した映画館として上映を続けています。

支援方法や募集状況などは今後変更される可能性もあるため、協力を検討している方は公式から発信される最新情報をご確認ください。

『深谷シネマ』

※出典:[google]

『深谷シネマ』施設情報

  • 施設名:深谷シネマ
  • 所在地:埼玉県深谷市深谷町9-12 七ツ梅酒造跡
  • 運営:NPO法人 市民シアター・エフ
  • 電話:048-551-4592
  • 休館日:火曜日
  • 公式サイト:深谷シネマ公式サイト
  • 公式X:深谷シネマ公式X

💡ちょっとひとこと
深谷シネマは、そもそも市民から集まった「シネマ基金」を力に常設館を立ち上げた映画館。
20年以上が経った今、また上映を続けるための設備更新という大きな課題に直面しています。映画館を維持するには、作品を上映するだけではなく、こうした高額な機材を更新し続ける必要があるんだなと改めて感じます。

※掲載の記事は、2026年9月時点の情報となります。内容は今後変更となる場合があります。

本記事は「影技」さんからの情報提供です。
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