2021年6月19日追記:『高崎駅東口の再開発事業』が完全凍結!コロナウイルスの影響で計画見送りに
2021年3月18日追記:『高崎駅東口再開発』に新たな動き-建設予定地の高度利用をはかる
高崎駅東口の再開発事業『高崎駅東口栄町地区第一種市街地再開発事業』ですが、現況はどうなっているが見てきました。
実は誘致するホテルが決まらないという暗雲立ち込める記事を2020年10月に書きました。
この『高崎駅東口栄町地区第一種市街地再開発事業』では、JR高崎駅東口近くのエリア(高崎市栄町)に「ホテル」「オフィス」「商業施設」「マンション」などで構成される施設が計画されています。
高さ98m、延べ面積約10万㎡となっているので、結構大きな計画。
高崎駅の東口エリアは買い物という観点で考えると「ヤマダ電機」以外にはあまりないので、そういった意味では活性化が見込めるものかと思います。
また、直近でオープンした「高崎芸術劇場」や「Gメッセ群馬」などイベントを行う際にも、ホテル利用を見込んでいるとのこと。(ここは後述します)
あと、タワマンの「ブリリアタワー高崎アルファレジデンシア」もちょっと触れます。
ただオフィス利用ということを考えれば、都内から高崎にオフィス移転したいという企業も現れる可能性はありそうなもの。
新幹線や高速道路などのアクセスはいい。
それもまたこの渦中でありそうなチャンスかもしれない。
一般業務代行者は、野村不動産・佐藤総合計画・都市設計連合共同企業体となっており、2026年度以降の完成を目指しているとのこと。
高崎駅東口栄町地区第一種市街地再開発事業
※出典:[野村不動産プレスリリース]
先にも述べた通りとても大型な施設計画です。
一点注意したいのは、このプレスリリースが出たのは2019年5月20日。
新型コロナウイルスが流行する前の話です。
今回の計画では、「高崎芸術劇場」や「Gメッセ群馬」の活用が大きく期待されているものかと思われますので、イベントなどが開催しにくくなった昨今では、発表時と話が変わってくるのは頷けます。
※出典:[野村不動産プレスリリース]
場所は高崎駅東口から徒歩3~5分程の場所。
現在は「ビックカメラ高崎東口店」「日本年金機構高崎年金事務所」「日本中央バス高崎バスセンター」がある場所です。
既に閉館していますが「高崎市中央体育館」もありました。
▼現在の様子がこちら。
こちらが「ビックカメラ高崎東口店」(2020年2月撮影)
▼「ビックカメラ高崎東口店」の奥にあるのが、閉館している「高崎市中央体育館」(2020年2月撮影)
▼「ビックカメラ高崎東口店」の東側には「日本年金機構高崎年金事務所」(2020年2月撮影)
さらに東側に「日本中央バス高崎バスセンター」という並び
▼それで、さらにその東側は2019年9月20日にグランドオープンした「高崎芸術劇場」(2020年2月撮影)
ちなみに、高崎駅東口から「高崎芸術劇場」までは少し距離が離れていますが、全てペデストリアンデッキで繋がれています。
しかも半分屋根付き。
濡れずに行くことが出来ます。
▼余談ですが、「ビックカメラ高崎東口店」の反対側「JR東日本高崎支社」前にはペデストリアンデッキに繋がるエレベーターを新設中です。(2020年2月撮影)
高崎駅は西口も「高崎高島屋」方向へペデストリアンデッキのばしたし、駅からの直結で結構便利に回遊出来ます。
『高崎駅東口栄町地区第一種市街地再開発事業』で開発されるビルも十中八九デッキで繋がれると思います。
この施設東口の回遊を高めるために、意義のあるものになりそうなんだけど、どうかな〜。ホテルの誘致問題解決出来れば、高崎駅もぐっと集客の要になれそうなんだけど。